この度縁あって2つのRTAイベントに参加しましたので、その裏側をつらつらと書いていこうと思います。
今回はプレイヤーとしてではなく、解説役としての参加となります。
プレイヤーはjwrmisoさん(以下みそさん)で、解説するゲームは弾幕アマノジャクです。
走者視点はこちら
【RTAイベント参加】Luck Game RTA / Deep Running:究極反則生命体RTAを振り返る
そもそもRTAとは?
RTAとは”リアルタイムアタック”(Real Time Attack)の略で、ゲームのやりこみ要素の一つである。
その名の通り、ゲーム内タイムではなく、実時間の経過タイムでクリアまでのスピードを競うこととなっている。
普通のタイムアタックと違い、タイマーがストップする時間がないため、最初から最後まで気を抜くことができない。
まさにゲーマーの最終着地点ともいえる。
ゲームシステムを知り尽くした上位プレイヤーたちが集う、神々の祭典である!
今回解説するゲーム、弾幕アマノジャクとは?
東方projectという作品の外伝作品で、シューティングゲームの一種です。
本来はお助けアイテムを使用して、クリアを目指す作品ではありますが、このアイテムを使用せずにクリアを目指す縛りプレイとなっています。
特にこのプレイは、クリアするだけで「人間卒業」とも言われるほどの難易度を誇っており、そんなゲームをRTAしてしまう…考えるだけで恐ろしい競技です…。
詳しくはこちらから
th14.3「弾幕アマノジャク」とは?簡単?初心者にもオススメ?!
Luck Game RTA イベントとは?
Luck Game、ランダム要素の多い、いわゆる「運ゲー」を集めたRTAイベントとなっています。
運要素の多いゲームのRTAは、終了時間が予想しづらくイベント事には向かない。
今回はそんなゲームに日の目を当てて、4画面同時に行うことで調整するという荒業によって行われたイベントです!
参加までの経緯やら
1.みそさんとの出会い
そもそも弾幕アマノジャクという作品は私の大好きな作品の一つであり、私自身も昔RTAを目指していたこともあるほどです。
RTAではないけど、ノーアイテムノーサブクリアの動画を投稿していたり。
「こんな難易度のゲームをRTAできたら凄いだろうなあ!!」
といった軽い気持ちで始めましたが、少し手を付けたところで、
「あれ?これ無理げーなのでは・・・?」
と思い挫折してしまいました。
(当時の記録、6日目まで全シーンに1時間、全シーンクリアまで6時間程度)
完全にかなわぬ夢となってしまいそんなこんなで月日は経ち、とある日にツイッターでこんなものを発見。
「たったの1時間41分で!!??」
突然の妖怪の登場に驚愕!
と、同時に自分の叶えることができなかった目標を達成してくれるのでは?
驚きももちろんでしたが、嬉しさの方が大きかったような気がします!
2.イベントのお誘い
みそさんは記録を出してからも、練習を続け、記録を着々と伸ばしていました。
そんな中で、RTAイベントにも参加されているのを陰ながら応援していました。
上記は「RTA BootCamp」というイベント。
自ら解説しながらRTAを行うという、人間離れしたプレイを披露しました。
接触から4カ月ほど過ぎたころ、突然DMが。
なんとRTAイベントに解説役として出てもらえないかという内容。
それがこの「Luck Game RTA」というイベントでした。
なんというお誘い!
断る理由などないので、即了承させていただきました!
3.即OKしたものの・・・?
即OKしたものの、よく考えるほど不安点が…
Luck Game RTAは初開催のイベント
まずはこのイベントが初開催であった点です。
初開催ということは前例が無く、当日の流れ等が想像つかないということです。
特に私自身、ゲームの知識こそ自信はあったものの、RTAに関しては素人でした。
(たまに好きなゲームの解説を見るぐらい)
当日まで、1か月程度しかないため、懸念点でした。
そして、私もこのようなイベントは初参加のため、何ともイメージがつかなかったことです。
単純にリアルが忙しかった
ちょうど転職を控えており、引継ぎ、引っ越し準備等々、生活がドタバタしていました。
ただでさえ知識が無いのに、イベント準備への時間が取れないという・・・
しかもよく考えたら、イベント当日も前日も朝から晩まで仕事の予定じゃないか?!
実は上記に気づいてから、イベントお断りの文章をDMに打ち込むところまではしたという・・・。
まあ、もちろん仕事の方を断りましたが!
4.事前準備
そんな中でドタバタと時間だけが過ぎていったような気がします。
そんな不安を知ってか知らずか、みそさんによる手厚いサポート(参考URL、攻略メモ等)によりなんとか最小限の時間で準備することができました。
改めて準備もろもろ、ありがとうございます!
念のため、数日前にはみそさんと最初から最後まで通しで練習も。
私たちの持ち時間は2時間ですが、「余裕をもって時間をとっている」+「イベントの特性上4つが同時進行」のため、実際しゃべるのは20分ほどでしょうか?
やはり自分がやりこんだゲームということもあり、なんとなくは喋れる?なあと思いつつも無事終えることができました。
プレイが上手く行けば行くほど、喋る時間が短くなり解説しきれないというジレンマ・・・w
イベント開始!!
Luck Game RTA、1日目の配信が始まりました!
— Luck Game RTA (@LuckGameRTA) May 21, 2022
運ゲーに挑戦する走者の皆さんに、お祈りをお願いします!
配信はこちら⇒https://t.co/d30beFMjHs#LuckGameRTA pic.twitter.com/FHUncEidT0
1日目
私たちの出番は2日目の夕方からなので、1日目は様子見…したかったが、朝6時から夜9時まで仕事という悲しさ。
何とかバレナイヨウニ仕事中イベント音声を聞くことで、なんとなくの流れをつかむことに。
音だけ聞いていて最初の感想・・・
「全然状況把握できねー!!」
上記のように、4つのゲーム同時進行するため、場面がちょこちょこ切り替わる。
しかもこのイベントはRTA、つまりスピードを競うイベントであるため、みんな展開が早い!
そんなわけで何もつかめずに1日目は終了しました・・・
なかなかカオスな感じも面白かったですがw
全部運ゲーなので、運がいいときはドタバタと!
みんな運が悪いと一緒に沼っていたり・・・w
ぜひともこのごちゃごちゃ具合は直接見てほしい!!
2日目
『弾幕アマノジャク』が始まりました。
— Luck Game RTA (@LuckGameRTA) May 22, 2022
カテゴリーは「All Scenes No Items」
走者はJWRmisoさん(@miso_whiteR)
解説はカプリエムさん(@capriemu99)です。
不可能弾幕をノーアイテムで避け切ります!
配信はこちら⇒https://t.co/d30beFMjHs#LuckGameRTA pic.twitter.com/Z8ju6jC6Eu
さて、前日は疲れて寝てしまったので、夕方までに復習するぞ!と
夏休み最終日の気持ちを久しぶりに思い出しつつ勉強。
緊張と焦りと期待を胸に本番へ臨む!!
が、準備不足からか怒涛の予想外が襲うっ!!
予想外1:4画面→2画面
なんと私たちの前のゲームがみんな上手く行ったため、予定より大幅に早く終わってしまった。
同時進行のゲームが減るので、必然的に私の喋る時間が増える!?
「大事な場面だけ喋ればいいかー」
なんてことはなくなってしまった・・・。
予想外2:画面ちっちゃ!!
4画面同時進行ということは、画面の大きさは1/4になるということ。
もちろん私も皆さんと同じ画面を見ながらしゃべるわけで・・・
「弾幕見えねー!!スペカ名読めねー!!」
受験の時ばりに頭をフル回転させて、記憶を絞り出しつつ喋りました・・・!
なんともイベントの趣旨理解してなさすぎである!
予想外3:みそさんの声聞こえない・・・?
解説の私は運営さんたちと一緒にディスコードから。
走者であるみそさんは、自分の放送で。
それを私たちがミラーしてみるような形をとっていました。
そのためか、みそさんの声がほとんど確認できない・・・!
もちろん自分自身が喋っているのもあるが。
最後喋っていることに気づかず、めちゃくちゃ被ってました・・・
ごめんねっ!
初イベントを完走した感想
イベントという場でありながらも、1時間28分32秒で完走!!
私自身も大分緊張しましたが、本番はいち視聴者として純粋に楽しんでいました!!
いろいろと私自身の反省点てんこ盛りですが、何とか乗り切れて一安心です。
イベント自体もメジャーゲームから、カオスなゲーム(流れてくるマッチョを4時間箸でつかむ等)まで、数多くのゲームに触れることができて面白かったです!!
ぜひとも皆様も一度ご覧ください!
私たちの出番は”4:04:59“から!
これからもみそさんはRTAイベントに参加していくとのことなので、皆様応援よろしくお願いします!
これで次から呼ばれなくなったら、あっ…(察し)
なんて思っていたら、次のお誘いがあったので早くもリベンジすることに!
続きは下記より!
RTAイベントに解説として参加しました!(後編:Stylish Speedrun Showcase)
近日公開予定!