この度縁あって2つのRTAイベントに参加しましたので、その裏側をつらつらと書いていこうと思います。
今回はプレイヤーとしてではなく、解説役としての参加となります。
プレイヤーはjwrmisoさん(以下みそさん)で、解説するゲームは弾幕アマノジャクです。
前半はこちらから、専門用語等もこちらで解説を行っています。
RTAイベントに弾幕アマノジャク解説役として参加しました!(前編:Luck Game RTA)
前回のあらすじ!
みょんなことからRTAイベントの解説役に呼ばれた私。
過去に弾幕アマノジャクをやりこんだ知識をもとに初イベントへ挑み、何とか事を終える。
まさかの2回目のお誘いが・・・!
Stylish Speedrun Showcaseとは?
見た人が「スタイリッシュ!」「カッコいい!」と思えるようなRTAやショーケースをテーマとしたRTAマラソンイベントです。
引用:Stylish Speedrun Showcase 3より
前回のLuck Game RTAでは「運ゲー」がテーマでしたが、今回のテーマは
「スタイリッシュ」
とにかくかっこいいプレイを集めたイベントとなっている。
前回でもお話ししましたが、人間卒業ともいわれる難易度のゲームとなっています。
つまりは、スーパープレイの連続!かっこよくないわけがない!
このゲームのためにあるようなイベントとなっています。
前回イベント(Luck Game RTA)との違い
同じRTAイベントとはいえ、イベントごとに特色等は大きく変わる。
特に前回のイベントは、比較的珍しいタイプだったため、以下のような違いがある。
一つずつ見ていこう。
1.複数同時進行→1作品ごと
前回は4画面同時進行ということで、解説も要所要所だけの説明でした。
ただ、今回は同時進行する作品はゼロ!
最初から最後まで全部説明する必要があるという。
当時のゲームクリアタイムの平均は1時間10分ほど。
その間喋り続けないといけないわけだ。
1時間以上連続で一人で喋ったことのある人はいるだろうか?
しかも、普段のおしゃべりではなく、緊張感の中での解説となる。
おそらく、セミナー経験のあるお偉いさんか、底辺実況者ぐらいだろう…!私は後者だったので、経験はあるが、だいぶつらい…
後半は謎の喉の不調が襲い掛かってくるのだ。
しかもこのゲーム、前回のイベントの通りの運ゲーである。
運が悪いとかなり長引く可能性も大いにあり得るわけで…?
ちなみに持ち時間は1時間45分、そこまでは覚悟しなければならない!
もちろん私なんかよりプレイヤー(みそさん)の方がもっとキツイわけですが…!!
2.「運ゲー」→「スタイリッシュ」
前回のコンセプトは「運ゲー」
今回のコンセプトは「スタイリッシュ」
説明するポイントも異なってくるわけだ。
まあ、正直これに関しては、あまり問題はなかった。
スタイリッシュなポイントは得に見た目でわかるため、解説がしやすい。
前回では、どの弾が運ゲーなのかを説明する必要があり、弾の説明が必要となります。
これが結構難しい・・・
例えばこれ
プレイしている人からすれば、「小弾」がどれ、「中弾」がこれ、なんてことがわかるが、素人目から見るとあんまりわからない。
なんなら東方歴8年の私でも、
※一部、針小棒大な表現が入っています。
なんてことがザラにあるほど、弾の種類は豊富なのだ。
それが「スタイリッシュ」となると、見た目で判断ができるため、説明がしやすい。
これは簡単そう
これは難しそう
わかりやすい感が出しやすい!
無論、プレイヤーは【スタイリッシュなプレイ】が求められるため、プレッシャーマシ⤴マシ⤴マシ⤴
3.初開催のイベント→前例あり
これは私にとって大きい話ですが、前回のイベントは初開催であったため、事前に流れ等を知ることができなかったですが、今回のイベントは3回目の開催となります。
下記のように今までのイベントについて知ることができたので、事前準備はしやすかったです。
また、私たちも2人での参加は2回目ということもあり、準備等もしやすかったです。
まあ準備はほとんどみそさん任せだったわけですが!
そんなわけで私のために用意された、弾アマの攻略情報だが…
内容濃すぎ!!
1シーン1シーン二百~三百文字ほどで、事細かに綴られている。
実際にもらったのはデータだが、もし紙媒体だったなら、軽く鈍器になるほどだろう・・・!
小さいときに買ってもらった分厚い攻略本をイメージしてもらえればわかりやすいだろうか。
攻略本と違うのは、裏ボスの情報、裏技のようなものの情報まで書いてあることだろうか。
4.みそさんも解説に参加可能
前回は完全に別々で話をしていましたが、今回は一緒に解説をすることが可能となっています。
一応プレイ中にみそさんに話を振ることもできますが、
話を振る=注意力を逸らす
ということでもあるため、集中力が必要なこのイベントでは、かなりタイミングが難しいものとなります。
そんなわけで、実際本番ではほとんど話を振っていなかったと思います。
ここはちょっと反省点
イベント当日!!
Stylish Speedrun Showcase3開幕となります!
— Stylish Speedrun Showcase (@SSS_Speedrun) September 3, 2022
2日間に渡るイベントよろしくお願いします!
スケジュールhttps://t.co/TVANhH2zTT
配信はこちらhttps://t.co/NhRPvSFXnx#スタイリッシュRTAマラソン
今回も2日間にわたるイベントとなっており、今回は1日目の参加となります。
開始時間の1時間ほど前には集合し、調整と練習を開始。
みそさんの調子もよく、前日にはほぼ自己ベストの1:02:58という記録を出していました。
直前の練習でも、ラスボスである「十七条の憲法爆弾」を一発で取得するなど、仕上がっていました。
私?もちろんモチベーションアップのために、茶々を入れていましたよ!
本番開始!!
やはり3回目の開催ということもあり、前回のイベントよりも視聴者数は多い感じで始まりました。
出走前に基本的なシステム説明の時間が設けられていました。
前回同様、基本的にゲームを知らない人向けに説明を行うため、この最初の説明が肝心となります。
このゲームは、1シーン1シーンが短いため、実際に前回のコメントで、
「あれ?もう(1シーン)終わったの?」
なんて言葉も。
そのため今回は、最初にゲームシステム及び一連の流れを見せることでより知らない人でも楽しめるような流れとなりました。
その結果、私自身も序盤のドタバタが解消され、だいぶ解説しやすかったと思います。
さあ、早速スタートして解説していく私。
緊張があるのは私の方らしく、ちょいちょい説明し忘れ等が…
すかさず、みそさんがフォローに入る形に。
プレイしているのにそこまで気が回るのは、脳の作りが違うのではないかと思いつつ。
みそさんありがとうございます🙏
そして注目点はやはり高難易度弾幕をどれだけ早く突破することができるかだろう。
前半戦最難関、琴符「天の詔琴」をなんと2回で突破!
この弾幕は前回は40回程度(15分以上)苦しめられた弾幕であり、これを超えられたのはものすごいアドバンテージとなります。
他にも序盤にある運ゲー要素の強い弾幕は順調に進みました。
やはりみそさんも緊張があるのか、細かいミスがちらほらとありましたが、高難易度地帯をするする抜けているため、そこそこのタイムで終盤戦へ!
なんてことを言いつつも。
最後は皆様の目で確認してください。
※以下ネタバレ注意
完走した感想(2回目)
皆様前回イベントのタイムを覚えていますでしょか?
1:28:32
そして現時点でのWR(世界記録)は1:01:06
そしてそして、今回の記録は・・・
58:48!!
WR!!
なんとなんとの! 初1時間切り+WR!!
ものすごい偉業をイベントの場で成し遂げてしまいました!
なんだかんだ一番驚いているのは私とみそさんだったり笑
動画の私たちの反応を見ていただければよくわかると思います!
ついに1時間の壁を突破したことで留まるところを知らないみそさん!
最大の目標であった、1時間切りをこのイベントの場で披露できたのは勝負強さが素晴らしいです。
後日みそさんも感想を述べられていましたが、今までの挑戦があったからこそ適切な緊張感の中で挑戦できたとのことでした。
今回の感想は記事にしてませんが、記録を出せたのはほどよい緊張感のおかげかもしれません。BootCampでの初披露では準備期間に生活を破壊されるほどのプレッシャーを運ゲーに対し感じてましたが、SSS3で披露する頃には相当の耐性がついてました。LGR、TWCなど場数を踏んできて良かった。
— 晩のだいこんみそしる🌈 (@miso_whiteR) October 17, 2022
これからの挑戦も益々楽しみですね!
まだまだこれからも弾アマRTAには挑戦されるそうなので、ぜひとも応援よろしくお願いします!
そして何より今回は、
フラグを立てた私がMVPということで…!!
以上!